さよなら、ブラック




ただ、わたしが他の女性たちと若干違っていたところは、できるだけムードのある雰囲気を作り出そうとしなかったことと、夜は早々に帰宅するようにしていたことだった。




関係が一歩前進するのが、たまらなくおそろしかった。




歩のことを好きになればなるほど、自分の首を絞めているような、そんな気持ちになった。



< 53 / 203 >

この作品をシェア

pagetop