歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
「sAra.!ビリヤードやろうぜ!」


健二がビリヤードがある部屋を指差して言う。

私は「うんっ」と返事をして、紅と腕を組みながらビリヤード部屋へ行き、3人でお酒を飲みながらビリヤードを楽しんだ。






そうだよね。


楽しまないと損だよ。


せっかくの年明けなんだし…



でも…






…結局こーなっちゃうんだよね(汗)








時刻は朝の6時。

もう初日の出が上がったであろう時間…


健二と紅はベロベロに酔っ払って、部屋のソファーで寝てしまっている。




ったく(汗)

今日は一緒に慶のお見舞いに行こうって言ったのは、どこの誰だよ。


このぶんじゃ、お見舞いに行けるのはお昼過ぎか…下手すれば夕方かな…



まぁ、仕方ないか・・・


紅や健二はいつも、睡眠時間バラバラじゃないもんね。

私はいつも、一週間くらい寝不足なんてザラだし…もうなれちゃったよ。



グラスになくなった氷を入れる私。

もうさすがにお酒はやめよ。
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