幸せの明日
♪〜♪
枕元で携帯のアラームが鳴った。
「ん…」
アタシは眠い目をこすり、かすかに目を開けた。
「…!!」
目の前に明日香の顔があった。
後2センチぐらいで鼻と鼻がぶつかりそうな近さだった。
スゥースゥーと寝息をたてて気持ち良さそうに寝ていた。
明日香の顔をまじまじと見つめる。
茶色の長い髪が白い顔にかかっていて、綺麗なピンク色の唇をしていた。
さらに露出している肌がやけにセクシーで…

「って、アタシは変態か!!」
アタシはあわてて明日香に背中を向けた。
明日香ってあんな綺麗な顔してたんだ…。
そう思えば思う程恥ずかしくてたまらなかった。

「ったく…アタシはレズじゃないって。」
アタシは立ち上がり支度を始めた。
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