幸せの明日

癒せぬ心

久しぶりに家族揃って外食に行った気がする。
前は近くのファミレスで食事を済ませていたけど、今日は街でも美味しいと評判のファミレスで食事をした。
いろんな話をしてたくさん笑い合った。
家族ってこんなに温かいんだ。
改めてそう思った。


「ありがとうございました。」
ファミレスを出て家に向かって車を出した。


「噂通り、美味しかったわね〜♪♪」
味にうるさいお母さんが満足そうに話している。
ホント、美味しかったな。
今度は涼介を誘って行ってみようかな…。
あれこれ考えているうちに数分で家についた。
「ただいま。」
玄関に入り小さく呟いた。
「アタシ、もう寝ようかな。」
今日1日、動き回ったせいか正直、身体がダルかった。
「そうね。ゆっくり休みなさいね。」
「うん。おやすみなさい。」
「「おやすみ。」」
お父さんとお母さんに軽く挨拶をして二階に上がった。
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