Plastic.
「俺、あゆはネイルの方に進むと思ってたけどなぁ」


雅司の言葉にキョトンとする。


「何で?」


「だってさいっつも爪可愛くしてるしさ、


他の奴らもさーよくあゆの上手いとか言ってるし。


ネイルの雑誌とかよく見てんじゃん?」


思わず目を丸くする。


・・・よく見てるね」


気にしてくれてる、なんて自惚れちゃうじゃんか。


「ネイルの方が向いてるんじゃないかなって思うけど」


そう言って雅司がニッコリ笑う。


・・・単純にも、その気になっちゃうじゃんか。


< 134 / 212 >

この作品をシェア

pagetop