Plastic.
「少しはお役に立てましたでしょうか?」


カフェを出ると、雅司がふざけながら言った。


「とても助かりました。


ありがとうございます雅司様」


あたしもふざけて返す。


笑い合って、


でも、


改まって、


「今日はありがとね。


それじゃまた明日学校でねっ」


言ってちょっと照れて、


すぐに背を向けて歩き出す。


けど、


雅司が横に追い付いて、


「駅まで送る」


なんて、また、優しい。


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