センセイと内緒。


「な、なんでもないですよっ!////」

「…?まぁ…よくわかったな、素じゃないって。」

「そりゃわかりますよ!初対面の人に素見せる人なんていないですし!」


まぁなとセンセイは頷いた。
センセイの素を今見てから、なんだかセンセイが教師に見えない自分がいた。


「…まぁ、学校では素は見せない。隠せるか心配だな…」


うーんと悩むセンセイ。

私が力になってあげたいっ…!!…あ!


「水樹センセイ!」

「ん?どうした?」

「メガネかけるってどうです?」

「…は?」


センセイは、お前何言ってんだアホというような顔で私を見た。

うう…別にそんな顔しなくたって…


「ほら、メガネかけると真面目に見えるから敬語も似合うかなって!」

「…まぁ、橋立が言うことは一理ある。」


やった!

心の中でガッツポーズ。


「…メガネか。橋立の話にのって、そうするか。」

「ほんとですか!?」


嬉しい!!
水樹センセイのメガネ姿…きっとカッコいいだろうなぁ…








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