さすがは僕の女王様!
変わった教師だなぁと思いつつも、言われるがまま生徒たちの後を追った。
人だかりになっているクラスは八組。
やっぱり進学クラスではないようです…。
嫌な予感を感じてため息をついた。
「お、転校生じゃん、お前も見に来たのか?」
「はぁ…、まぁ…」
隣りの男子生徒が話しかけてきた。
多分同じクラスだと思う。
人だかりをわけて問題になってる教室を除いた。
ガラスは割れ、机や椅子は散乱、生徒たちは避難し、教師は震えながら小声で静止を促していた。
そして教室の中央には…、
はい、予想通り。
不良っぽい生徒二人が歪みあっていた。
「なにこれ怖い…」
だって前の学校は平和そのもので、ヤンキーどころか問題の一つも起きなかったわけですから。
「まぁそのうち慣れるんじゃない?日常茶飯事だし…」
それも怖いんですけど…、そう言おうとして俺は言葉を飲み込んだ。
「どけ」
よく響く、
透き通った声。
驚いて後ろを振り向くと、今までに見たことないような世にも美しい少女が立っていた。