図書室とタオルケット
「涼、祐二、雄志、隠れてる凛もみんな行こう」
私は祐二のポケットからガムを出させた。
そして、それをみんなに渡すと封を開けてガムを口に入れた。
「うまい」
笑顔で梅見の方を向いた。
そしてそのままガムを噛みながら校長室をでた。
その次の日から私たち5人はクラスからイジメを受けた。
毎日毎日上靴がなくなったり、机が廊下に出されたりしていた。
劣等性になってしまった私たちはやってもいない事で謝った。
なにかあればそれらはすべて私たちのせいにされていた。
昨日まであんなに仲の良かった友達が今では私たちのことを蔑む。
一番辛いのは親の涙を見る時だった。
私達がなにか問題を起こすたびに学校に呼び出された。
そのたびに母は泣きながら私を怒鳴った。
「何がそんなに不満なの?あんたなんてうちの子じゃない!」
一番信じていてほしい親さえも私達に牙を剥く。