図書室とタオルケット
何を信じればいいのか?
誰を信じればいいのか?
昨日までの全ての幸せが一瞬で消えていった。
何も信じられない。
まだ小学6年生の私たちには進んでいく現実をとめるだけの力はなかった。
そのまま私たちは中学生になった。
中学校でも私たちに対する批判、罵声は変わらなかった。
それでも私たちは決して一人ではなかった。
どれだけ悲惨な目に合おうと、隣にはいつも仲間がいた。
なにがあってもこいつらだけは守りたい。そう思っていた。
何日も何日も変わらない。
走っても走っても抜け出せない。
そんな地獄を手をつないで支えあって走り続けた。
もう逃げよう。
手も足もでない現実。
立ち向かう勇気なんて持っていなかった。