藤井先輩の私。
「お前らそれだけの人数であたしら紅蓮を潰せると思ってんのか?」
「あぁ、今のお前らは総長のいないただの烏合の集だからな。余裕だぜ」
ははっ。
笑える。
幹部たちの方をちらりとみると、今にも殴りかかりそうな姿が見えた。
「お前らは下がってろ、手だしすんな」
「何言ってんスか!総長」
コマは心配そうにしてる。
「大丈夫だ。あたしを誰だと思ってる」
あたしはね、
綾姉の後継者。
最強の紅蓮の看板を背負う者。
「天竜のクサレ共、みんなあたしが相手してやるよ。さ、どこからでもかかってきな!」
私が両手を広げて不敵に笑ってみせると、天竜は少し驚いたように後ずさったが、すぐに戦闘態勢に入った。
「この楠木江梨香が総長である理由、お前らの体に刻みこんでやる。覚悟してかかってこい」
「「「「うぉーーーーーっ」」」」