浮気彼氏はあたしの下僕〜フキゲン恋愛注意報



今すぐ駆け寄って助けたい。折られた指を手当てしてあげたい衝動にかられたけど、もちろん大和くんが許すはずもなく



「真奈美もお礼は?」


「あ……ありがとう……ございました」



強く握られた腕を引かれながら地下室を後にした。次、ここへやって来る時はあたしは一人。絶対に助けるから……!



「綾香ちゃん、消毒しよう」


「え?」


「手だよ。汚らわしいものに触れたんだから当たり前だよ。消毒液とハンドソープで手を洗ってから食事をしよう」



はいはい。あんたの言う通りにしますよ。この後の食事に全てがかかってるんだから。






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