2222―SF(すっとぼけフィクション)―
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お買い物しゅうりょう。



スーパーをでて、

ワタルの片手が肩に乗ってるのを感じながら、町を歩いてく。


天井のライトは24時間明るいから、昼も夜もない。

それでも賑わっている町。

あたしがこの国にきたときからずっと、

それは変ってない。


この町には外国人も多くて、

その中には、

元日本人も多くいる。


だめになってくこの国から国籍を移したあとで、

また働きにきてる人たちもいるから。


ほとんどの国は壊滅的な状況だけど、

それでもまだオーストラリアとか、

新しくできた独立国ヴァレッセルとか、

日本より安全な国もある。


日本もかなりまずい状況だけど、

技術的な面で利用価値があるからいくつかの国が支えてくれてる。

こんなふうに町が賑わえるのも、そのおかげ。



家に着くちょっと前に、

お花屋さんの前を通りがかる。


そのときちょうど、
真咲さんが店の奥から出てきた。


真咲さんは、
お花屋さんで働いているとっても優しい男の人。

二十歳だから、
あたしたちよりちょっと年上。

とびきりカッコいいってわけじゃないけど、


笑顔が素敵。


そのうえ真顔もステキ。

エプロンがすごいよく似合う優しい人。



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