2222―SF(すっとぼけフィクション)―
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お花がお好きなんですか?





最初の第一声はそうだったらしい。


そのとき、
ワタルが教えてくれた。


彼は特別かっこよくないけど、


とっても優しそうな顔をしてて、


髪の毛もさらさらで、


細くて二重の目がとっても優しそうで、


ひとめみたとき、

なんか心がすっごく騒いで、


そのあとは、

彼と目を合わせることができなかった。



それから、わたしたちは短い逢瀬を重ね続けることになりました。



ワタルには彼のことをひとこともいっていない。

いう必要もないことだから。


会ってる時間は、
長くても25分。


家から花屋さんまでが2~3分。


あんまりワタルを長い間ひとりにはできなかったから、

そんなに長い時間は会ってられなかったんだけど、


いつも、
買い物にいってくるねっていって30分くらい家をあけてた。



それが、
あたしたちが交わした約束のひとつを破ってるってことになってるのには、


きがついてたけど。



Third promiss.

3つ目の約束。

Not to believe anything.

何も信じないこと。

They sweared it instead of that they mustn’t deceive and doubt.

彼らはそれを疑わないことと騙さないことの代わりに誓った。

For being as one from two completely.

ふたりから完全にひとりになるために。

Even eath other.

おたがいさえも。

Because they were afraid to be betrayed and to betray.

それは、彼らが裏切ることと裏切られることを怖がったから。



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