晴れ空男子
「席、退いた代わりにちょっと俺に付き合ってよ」
おばあさんから離れたところでさっきの男に声をかけられてる美雨。
何やってんだよ、あいつは。
「えと…今日は友達と遊びに行くので……」
「いいじゃーん、その友達も一緒にさ」
焦りまくってる美雨を見るのは珍しいかも。
でも、放っておくわけにはいかねぇ。
「マジスか? もちろん、奢りっすよね?」
「…友達?」
「彼氏でーすッ」
「…んだよ。彼氏持ちか」
美雨に声をかけようなんざ100万年はやいんだよ。
「何声かけられちゃってんの?」
「…なんででしょうね~」
俺のちょっと怒り気味にもビビってるのか、目が泳いでる。
「俺から離れんなよ」
「…おばあさんが……」
「俺に言ってから行け」
「…はい」
おばあさんから離れたところでさっきの男に声をかけられてる美雨。
何やってんだよ、あいつは。
「えと…今日は友達と遊びに行くので……」
「いいじゃーん、その友達も一緒にさ」
焦りまくってる美雨を見るのは珍しいかも。
でも、放っておくわけにはいかねぇ。
「マジスか? もちろん、奢りっすよね?」
「…友達?」
「彼氏でーすッ」
「…んだよ。彼氏持ちか」
美雨に声をかけようなんざ100万年はやいんだよ。
「何声かけられちゃってんの?」
「…なんででしょうね~」
俺のちょっと怒り気味にもビビってるのか、目が泳いでる。
「俺から離れんなよ」
「…おばあさんが……」
「俺に言ってから行け」
「…はい」