晴れ空男子
 しばらく3人で話してた。



「お店のほうは大丈夫なんでしょうか?」

「パパがやってくれてるわ。でも…人手足りないのよ」

「…夏休みからでよかったら私…手伝います」

「ホント!? 美雨ちゃんなら大丈夫ね」





 美陽さんには気に入って頂いたみたい。





「美雨!!」



 喫茶店に入ってきたのは…パパ。





「…空に飛び出していったって聞いて……」




 肩を上下に激しく動かしてるパパ。





「心配した…大丈夫か?」

「うん…平気」




 裕也君と美陽さんはパパのことをじっと見つめてる。




「…美雨の彼氏って空じゃなかった?」

「…そうだよ?」

「この人は? 俺らよりは年上だよな?」




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