晴れ空男子
「………寝れない」




 夜、いろんなことを考え過ぎてなかなか寝れない。





「明日、学校なのに…」




 学校の準備だって机の上にきちんと置いて



 制服だってピカピカにしてかけてあるのに






 なんとなく開いたケータイ。





 真っ暗だった部屋に明るい光が現れて私は反射的に目を瞑った。






 もしかしたらと思ってメールを受信してみたけど空っぽ。




 着信もない。






「ちょっと期待した私がバカみたいじゃん…」




< 214 / 296 >

この作品をシェア

pagetop