【完】風に恋をする。
ー風馬sideー
「風花? 風花! ちょっと、ねぇ! ふうか!」
なんだ??
佳織が必死に風花の名前を呼んでいる。
俺は少し目を移すと、そこには…風花が踞っている姿。
──嫌な予感がした
俺はすぐに風花の元へと走った。
「風花!!!」
風花の元に行った時、風花の意識は途切れていた。
「と、とりあえず救急車だ! 風花ちゃんを」
雅弘が風花を運ぼうと、手を出した瞬間、俺はその手を振り払った。
「勝手に触んな」