【完】風に恋をする。






『風馬が、好きです』




いつから、


いつから、彼女はあんなにも真っ直ぐな瞳をするようになった──?




真っ直ぐな瞳で、


真っ直ぐな恋をしてる──


そんな君が、


不覚にも…可愛く思えた。



こんな事、風馬に言ったら、ぶっ飛ばされるな。



「やべ…」


もし、風花が風馬に惚れてなかったら、








俺は風花に惚れてたよ。








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