鈴の音が響く頃




人里離れた山奥に、
小さな小さな村があった


その村はたどり着くのも容易ではなく、
そのお陰で敵襲は少ないものの
発展もなく、
村は衰えていくばかりだった


そこで長として立ち上がったのが
鈴姫だ




鈴姫のには、生まれながらにして特別な力があった


それは霊たちと言葉を交わし
自然と心を通わせる力



鈴姫はその力を使い
国を敵国や災害から守り
発展させていった


そして、国を統べるため
自分の配下に5人の式神を用意した


この式神も
民から慕われ

そして美しく、
摩訶不思議な力を扱う鈴姫に、
皆魅了されていた





だが、
その噂を耳にした隣国の長…
椿が動きだし

村は崩壊することになった



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