捕まえて

【悪魔said】

着いた・・・。

けど、

学校でかっ・・・。

うわー・・・一人になったら迷子になりそーだな。

で、体育館ってどこだ?

もー、しょーがねーな・・・人に話しかけんのあんま好きじゃねーケド・・・。

しかも、体育館の場所聞くとか恥ずかしいし・・・?

でも、聞くしかないか・・・。

「あの、すみません。体育館ってどこですか?」

「あ、新入生ですか?僕も、新入生なんで一緒に行きません?」

お、またまたラッキーじゃん。

「あ、そおーなの?じゃあよろしく」

「あ、僕、瑞叶秀司!よろしくっ」

と、秀司君は、挨拶をした。

あらあら・・・丁寧に名前まで、イイ人だ・・・オレもしないとだよな?

「あ、オレ、鈴音藍・・・・・・」

「あ、僕知ってますよ!鈴音藍奇さんですよね!今日、新入生代表の言葉言いますよね?頑張ってください!僕、応援してますから!」

「あ、ありがと」

「ゴボッ・・・ケホッ・・・」

「おい、大丈夫かよ?」

「あ、・・・ケホッ・・・はい、大丈夫です!」

・・・よかった。だって秀司君、一回も息継ぎしないでしゃべったもんな。そりゃーむせるだろーな・・・。

にしても、オレ結構有名じゃね?なんかうれしい。

オレ、新入生代表になって良かったかも・・・しれねー。

「でわ、体育館いくますか!藍奇君?」

ヤベっ・・・オレきっとニやけてた・・・。

「あ、うん。じゃあよろしく」

オレ、やっぱ今日ついてるだろっ!

もー、友達もできたし、体育館にも行けそーだし!

オレ、今日すげーいい日!
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