捕まえて
【天使said】
「新入生代表の言葉、鈴音藍奇」
「はい」
あ・・・もしかして間に合った!?
やったァ!よし!早く靴履き替えてこよっ。
ととととっ・・・こけっ・・・どてェェェェん!
「わっちょっ!」
「私たちはこの高校に・・・・・・・・・?」
「痛ーぃ・・・・・」
段差らしきものにつまづいて、私は顔からダイブしてしまった・・・。
激痛の走るおでこを抑えながら私は、痛いなんて言っちゃた。
何しちゃってんだろ私・・・。
あーぁ、まったく私って・・・・・・って?
━シーン・・・・・・・・・・・・。
え?ん?
なんで、こんなに静かなの?
あいさつ・・・終わったの?
いやいや、それわないよね・・・ってことは・・・。
まさか・・・・・・止めちゃった?
あわわわっ・・・最悪なことしちゃったよ。
━ザワザワ・・・「え、何?あの子」「藍奇君があいさつしてるのに・・・何じゃましてくれちゃってんの?」「うわー、最悪だろ」「あァあ、やっちまったな・・・」「どんまいすぎるだろあの子」「泣きそーぢゃん」「藍奇様に失礼よ!!!」
私は、いろんな声もする方に顔を向けた・・・。
うっ・・・・・・なんて怖い視線・・・。視線がものすごく痛いって感じたの初めて…。
こんなに、痛くて怖いんだ…。なんて、恐ろしい。
「・・・ご、ごめんなさぃ・・・」
あぁ・・・高校初日からこんなのありえないよ・・・。
はぁ・・・友達なんて、出来ないだろーな。
うっ・・・泣きそー・・・こんなところで泣くなんてダメだよね?
でも、無理かも。
涙あふれちゃいそう・・・。
ホント何やってんだろ私・・・。
「コホン、大丈夫ですか?」
え?・・・。
「「「え!?」」」