〇●ポーカーフェイス●〇
先生の長い話が終わり、とうとうグループ分けの時間が来た
クラスのみんなはいつもの休み時間のようにいつもの仲間の元へと散らばった
クラスががやがやと騒がしい中、私は立ち上げる
そんなとき、腕を引っ張られた
嫌な予感はしたけど振り向くと嫌な予感は的中
「東城さん!!私たちのグループに入りなよ!!」
そうにっこり笑う篠原葵
「他の女の子もいるけど、俊介とか、ほら、末永もいるしさ!」
相変わらず殴りたくなるような満面の笑み
「あんた、勘違いしてるようだけど…別にあの二人と好き好んで話してるわけじゃないのよ」
「まあまあ、でも他のグループよりは楽なんじゃない?」
そう負けじと誘ってくる
私は篠原葵の手をほどき、背を向けた
「旅行なんて行くわけないでしょ」
私はそのまま先生の元へ行った
「先生、私家庭の事情で行けそうもないです。みんなの楽しい雰囲気の場にいるのも辛いので保健室行ってきます」
そうてきとうな言葉を並べ、教室を出て
いつもの場所へ向かった