〇●ポーカーフェイス●〇
屋上に出ると強い日差しが突き刺さる
もう春も終わって夏に移り変わろうとしている
私はその暖かし空気を感じながら空を眺めた
そうするといつも通りもう一人屋上へと入ってきた
私は見上げるとあのいたずらげな笑顔
「またお前かよって思った?」
私は顔を伏せて
「思った」
一言
「俊介がよかった?」
「別に。」
そんな答えにまた微笑む
「あっそ!!」
そして、私の隣に座った
「旅行、行かねえの??」
私の顔をのぞきこむ末永
「行くわけない。あんた行くんでしょ?抜け出してきていいわけ?」
末永は小さくため息をついて上を見た
「ん~…行くか分かんねえからな…」
「ふ~ん。面倒だもんね、ああいうの」
「え、ちょー楽しそうじゃん!!いや、ぜってー楽しいよ」
そう無邪気に笑う末永
「じゃあなんで?行けばいいじゃん」