〇●ポーカーフェイス●〇
あいつが部屋で口にした言葉が頭の中を徘徊している
俺の首筋にそっと東城の唇がるれて、不意にドキッとしてしまった自分に腹が立った
こんなにも人のことを一気に嫌いになったのは初めてだ
やっと来たエレベーター
ドアが開くと30代半ばくらいの男が出てきた
俺はエレベーターに乗る前に振り返ると男はさっきの部屋にカードキーを差し込み、入っていった
育ちのよさそうなさわやかな中年男性だ
よく見る暇もなくエレベーターのドアは閉まり、下へ下がった
俺はさっさとホテルを出て、もうすでに始まっている学校に向かった