〇●ポーカーフェイス●〇

俺は仕方なく教室を出て、ため息をついた





なんとなくあいつがいるところは想像つく





俺はポケットに手を突っ込み屋上に向かった






ぜってー、あいつ傷ついたりしてねえだろ。。
ただいつもみたいに面倒だから屋上に行っただけだろ。




そう心のなかで文句を言いながら屋上の扉を開いた




暖かい風が吹き抜ける
さっきの酷い雨は止み、まだ雨のにおいがした






俺はいつもの場所に目をやると東城はいなかった






あれ、まさか本当にちょっと傷ついて違うところに行った?
そう何故か焦る俺




屋上を一周してみようと裏のほうに行くと
東城は仰向けになって空を見つめていた






東城がいて何故かほっとする俺






いつものように無防備に仰向けになり小の字になってただまっすぐ何かを見ている




いつも思うけどほんと無防備すぎる。
俺以外の奴が来たらどうするんだよ。



何故かいつもこの光景を見て胸がぐっとくすぐったくなる





いや、待て待て、
俺はさっきこいつともう縁をきったはず





なんでどきどきしてんだよ





何で謝ろうとしてんだよ




何でここにいるんだよ




よく分かんねえ、、



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