〇●ポーカーフェイス●〇
「感情ないの?」
そんなことを真顔で聞き返してくる
「感情あるように見える?」
私は末永のほうに体を向けて無表情のまま末永を見つめた
末永は少し目線をそらし、少し考えていた
「感情ね~、ない人なんかいんの?おまえさ、笑ったり泣いたり、今までで一度もなかった?」
目をそらしたまま末永は私の答えを待った
「なくはない」
そんな言葉に末永は私のほうを見て笑った
「あるじゃん、感情」
そしてまた沈黙が流れる
私はまた仰向けになり、空を見つめた