BRACK ANGEL~彼とあたしの秘密の関係~


「…あれ?」



ふと隣を見ると、王子の姿がない。



まだ授業終わって間もないのに…。



王子も仕事なのかな。



まぁ、いいか。



「じゃあね、絵美。」



「また明日~!!」




























校門を出て、ちょっと歩いたところにとまっているワゴン車に乗り込む。



「おかえり、杏ちゃん。」



そういって微笑んだのは、マネージャーのナナさん。



「ただいまです、ナナさん。」



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