光をもとめて
「…真白をよろしくな」
口元を緩めて、あたしの頭をぽんぽんと優しく叩いた。
陣平の言った意味がわからなくて、あたしはキョトンとしながら大人しく頭を撫でられていた。
真白が戻って来るまで陣平や他の人が相手してくれて、退屈にはならなかった。
暫くしてやっと戻って来た真白はすぐにあたしに駆け寄って“何にもされなかった!?”とか同じことを何度も聞いてきた。
「~うっせぇなお前は!過保護な父親か!」
陣平は怒鳴ると同時に“ゴンッ!”と拳で真白の後頭部を殴った。