ウソつき〜後悔した理由〜




『はい、はい!
ストーップ!!』


陽の言葉で
激しい兄弟ゲンカの幕を閉じた。


『ところで。』

陽が区切りをつけた。


「何?」
『何だよ?』



『………。』


黙り込む陽。



どうしたのよ。


『一緒に帰ってもいいかな?』


照れたように顔を赤くして言う陽。


陽は顔がカワイイから俗に言うイケメンってわけで。

ちょっとやばいな、その顔。


って 何か私…おっさん?


『何だよ、陽〜!
別にいいよな?姉貴!』


「あ、うん。」



『何だよ、姉貴!
……。
あ、陽その顔やめろ』


翔太も気付いたようだ。


てか、私のために言ったのか。



『ありがとう〜!』


嬉しそうに笑う陽。



その顔からは高橋の弟だと言うことを連想するのはかなり難しい。



……私達兄弟もそうなのかな?



キーンコーンカーン



『あ、チャイム。』


『本当だ。
次、昼飯だな!』



『翔太、一緒に食べよ〜…』

『いいけど…お前女みたいだな。』


翔太が言ったこの一言。


まさか…それが禁句だなんて。


『あん!?』


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