キミの隣で笑おう【完結】
「何か、もっといいの無いの?」
「えぇ~…美恋肌白いから絶対黒似合うのにっ!」
「いいからっ!真剣に探せッ」
あたしがそう言って知那の頭をこつん、と叩くと、知那はちぇ~、と口を尖らせながらも水着を漁り始める。
それを見て、あたしも水着を漁り始めた。
うぅ~、と隣で悩む知那の手には二つの水着。
そして、あたしの手にも二つの水着。
知那の手にあるのは、グリーンボーダーに白レースがあしらわれているビキニと、白にパステルボーダーが入ったビキニ。
あたしの手の中にあるのは、ピンクのチェックのキャミビキニと、グラデカラーのワンピ型になってる水着。
ビキニを着る気満々な知那はビキニを、
ビキニを絶対着たくないあたしは他の物を持ってる。
って…こんなあたし達が横に並んでたら、変な図になってる気がするんですけど…