キミの隣で笑おう【完結】
あの後、無理矢理ビキニを買わされ。
あたしは結局、カラフルフラワー柄のスカート付きビキニにした。
そして、今は約束のケーキを奢るためにカフェに来ている。
「ご注文はお決まりでしょうか?」
そう言う店員に、メニューを見ながらうーんと、と唸る知那。
あたしはそんな知那を横目で見ながら、紅茶と無難にショートケーキを注文。
「知那、決まった?」
「んー…と、じゃぁ……アップルティーと苺タルト」
そう言って無邪気にあたしに笑い掛ける知那に、あたしも笑い掛けた。
「かしこまりました。少々お待ちください」
店員はそう言うと、そそくさとあたし達のテーブルから離れて行った。