BOND
俺が中に入ったのはいつぶりだろうか。






中学の頃、反抗してからはずっと入ってない気がする。







そう考えると4年は来てないだろうか。







俺はエレベーターに乗り、最上階まで上がった。








そして社長室のドアをノックした。






「はい。」






俺はゆっくりドアを開けた。





「父さん。」



「快。珍しいな。お前がここにくるとは。」



「これを見てほしいんです。」





俺は分厚くなった資料を渡した。





「何だ?」





資料を見る父さん。





俺はデスクを挟んで父さんと向かい合ったまま、動かなかった。





「うん。これは快が?」


「はい。是非うちに。」


「わかった。下の者に行かせよう。」
< 316 / 432 >

この作品をシェア

pagetop