BOND
裕は全然変わってない。


髪色は変わったけど、それ以外は前のままだ。



私は嬉しくて裕の顔ばっかり見つめていた。




「何?」


「別に?」


「あんま見んな。」



そう言って笑う裕。



大好きが溢れだしそうだよ。




「ねぇ、裕、バイト楽しい?」


「ん。結構ハードだけど、楽しい。」


「そっか。私も楽しい。」


「浮気すんなよ?」


「しないよー!」


私は裕の腕に絡みついた。



「友。」



裕は急に立ち止まり、私を見下ろした。



「ん?」


私が顔を上げると、裕は私にキスを落とした。



「!!!!」



振れるだけの軽いキス。



私は恥ずかしくて俯いた。



「何照れてんだよ。」


「だって///」



ここ街中だし、昼だし///



恥ずかしいよ。



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