BOND
「父さんに認めてもらうためにはそうするしかない。」



「…快がパリに‥?」






俺は勇人からパソコンに視線を移した。






「っ‥でも友ちゃんにはちゃんと言ったのか?」


「…言ってない。」


「何でだよ!」


「友美が今どんだけ忙しいか、知ってるだろ?」


「っ…。」





今言えない。





俺が父さんに認めてもらえれば、何の問題もない。





「快…。」


「悪い、帰ってくれ。今日中に仕上げたい。」












俺は自分の世界に入った。
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