BOND
「っ…ん。またね。」


「あぁ。またな。」




私は裕を見つめ、ゆっくり振り返った。





そしてゆっくり歩き出す。





でも3歩歩いて振り返る。





裕は私を見て微笑んでいた。






私も微笑み返した。





バイバイ。裕。





またね。






私はもう振り返らなかった。





見たら苦しい。




どうして離れなきゃいけないんだろう。




ずっと一緒にいたいよ…。





私は電車に乗り込んだ。
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