BOND
電車はゆっくりと進みだす。



私は車両と車両の間で誰にも見られないように泣いた。




「ふっ…裕っ…」




今まで一緒だったのに、しばらく会ってない感じがする。






裕‥もう会いたいよぅ…。






会いたい。





何でかなぁ。




もう会えないわけじゃないのに、胸が苦しい。







「裕っ…。」





私は小さな窓から外を見た。




だんだん慣れた景色になってきた。





また、裕と離れ離れの生活が始まるんだね…。






次は夏休みかなぁ。






私は大きく深呼吸して電車を降りた。
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