BOND
「越智の家どこ?」


「えっ!?」



私んちに来るとか言う!?



いや、それはさすがに裕がいるから‥。



「フッ。何か勘違いしてるみたいだけど、送るだけだよ。」



「…へ?」




なんか拍子抜け。




じゃなくてそれでいいんだよ、それで。




「どこ?」



武くんが首を傾げる。




その姿がとてつもなくモデルさんのようにキレイっていうか…。



「おーい。越智?」



「あっ‥えっとココ!」



私はすぐ目の前の家を指差した。




「もう着いてたんだ。俺はこの先だから。じゃあな。」



ニコッと笑って帰って行った。




私は口をポカーンと開けて武藤くんの背中を見つめていた。





あ、バイバイ言ってない。
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