あのゴールまで〜はじまり〜
私達は休憩することにした。
私はお茶を喉に通した。
「よっしゃ!
もっかい行くか!」
津久野が立つ。
「先行ってていいよ~」
私は体育座りをし、膝に頭をつける。
足が重たいんだよね・・・
さっきの元気はどこへやら。
津久野待たせちゃ悪いし。
「立てっ。ほら!」
津久野が手を差し延べる。
「足がだるいから!」
一瞬顔をあげたけどまた私は膝に頭をつける。
手を差し伸べられても立つ気になれないって・・・
私ってなんなの。
どれだけ体力ないんだか・・・。
「ったく・・・・」