天使のキス。
普通の暮らしってやつを学ぶために、ウチに来たんじゃないの!?


だったら学べ―っ!!


机をひっくり返したい気持ちをどうにか抑えて、


『わかったよ』


そう短く返すあたし。


あ―…疲れた。


肩をどよんと落としていると、後ろの子から突かれて、紙切れを受け取った。


《今日ランチして帰らない?
タクも健も瞬くんもOKだって
沙耶☆》


行きたい!
すごーく行きたい!!


でも…あたしには…
わがままな、天使面した坊ちゃんのお世話ってやつがあるのよぉぉぉお!!
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