天使のキス。
「え―っ!?じいじ?」
まさかじいじの口から“恋の悩み”なんて言葉が飛び出すとは思ってなかったから、びっくりするやら、慌てるやら。
挙動不審のあたしを手招きしながら、じいじは言った。
「お茶でも入れるから、こちらへおいで。
昔はモテモテだったわしが愛里ちゃんの悩みを聞くとしよう」
「…モテモテ…?」
「はっはっはっ…。
その目は疑っておるようじゃな?
見くびってもらっては困るぞ?
まだまだ若いもんには負けん!
というか、わしの方が圧倒的に人生経験が豊富じゃからな?」
まさかじいじの口から“恋の悩み”なんて言葉が飛び出すとは思ってなかったから、びっくりするやら、慌てるやら。
挙動不審のあたしを手招きしながら、じいじは言った。
「お茶でも入れるから、こちらへおいで。
昔はモテモテだったわしが愛里ちゃんの悩みを聞くとしよう」
「…モテモテ…?」
「はっはっはっ…。
その目は疑っておるようじゃな?
見くびってもらっては困るぞ?
まだまだ若いもんには負けん!
というか、わしの方が圧倒的に人生経験が豊富じゃからな?」