天使のキス。
「説教してもいいかな?
いいなら俺が――…」


…って、タク。
説教が必要な話ばかりじゃないから!
あたしの話は!!


もう!!みんな!!
信じられない!!


うつぶせ寝をしているあたしを取り囲んで、こそこそお互い押付けあうみんなに喝を入れようと、机をダン!っと叩いて立ち上がったとき――…



「うあぁぁぁ!
負けたっ!!」


健ちゃんの悲鳴のような声がした。

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