天使のキス。
「…んとね、水嶋悠」


「…ん?
…水嶋悠?」


「うん。
…って、健ちゃん知ってるの?」


ボールペンと手帳を持つ健ちゃんの手が止まったから、何気なくそう聞いた。


それに対して健ちゃんは、


「ん。
まぁ。
つーか、どこで出会ったわけ?
その、水嶋悠と」


言葉を濁しつつ、水嶋悠という名前を手帳に書いた。

< 184 / 921 >

この作品をシェア

pagetop