天使のキス。
「はぁ?
切なくもツライって…。
それ!
ひとっつもいいところないじゃん!」


「ん。
俺の邪魔をすると、実際もそうなるよ?」


健ちゃんはニヤリと意地の悪い笑みを浮かべて、あたしの顔を見下ろした。


“さぁ、どうする?”


そう言わんばかりの顔を、憎たらしく思いながらも――…


もぅ。
健ちゃんったら、イヤだなぁ…。


「そんな…
邪魔なんて、するわけないじゃ~ん。
ささ、どうぞ。
狭いところで申し訳ございませんが。
あっ、すぐにお茶をお持ちいたしますね」
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