天使のキス。
天使面した社長の坊ちゃんの発言にいい加減頭にきた。


でも突き飛ばすわけにも、ぶつわけにも行かず、ましてや「帰れ!」なんて言うわけにもいかず。


ただひたすら


“パパの昇進。
パパの昇進”


心の中で呟いて、落ち着こうとするけな気なあたし。


そんなあたしの気持ちを知ってか知らずか、この坊ちゃん。


おっきいのを落としてくれましたよ。


「ふーん。
このちっちぇのがベッドねぇ。
オレの常識に、こんなのはねぇな」


――…ドッカーン!!


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