天使のキス。
「愛里…」


悠が身体を少し起こして、あたしにキスをしようとする。


「悠…
ペンダント…
くすぐったいよ…」


悠のペンダントが、ユラユラ揺れてあたしに触れた。


実はさっきからくすぐったかったんだよね。


「あ。
ごめん…」


悠は笑いながらペンダントをはずして、ベットの脇の台に置いた。


そして、甘い瞳をあたしに落として、最後の確認をした。


「愛里を。
オレのものにしてもいい?」

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