天使のキス。
「だって…
そんなの…
無理でしょ?
普通に考えて…。
悠が…
どうこうできる問題じゃないでしょ?」


するとじいじは、何を思ったのか、はっはっは…っと、高笑いをした。


「もしも。
もしも、だ。
その男の子が、お父さんの言いなりになって、好きな女の子を泣かせるような男なら――…」


じいじはそこで言葉を止め、あたしの手をとり、ウインクをした。


「このワシが、引き合わせたりはしない」


「…え?」


じいじ?
何を言ってるの?

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