天使のキス。
「会って数分で人を好きになれる、愛里のめでたさには、恐れ入るよ」


「…っ…
なってない。
なってない!
好きになんかなってない!!」


「じゃあ、これは?
この頬の熱さのわけ。
説明できる?」


くいっとあごを掴まれて、真正面から切り込むように見つめられると――…


ボッ!


火をふくのは、あたしだけじゃないと思う。


ほら、恋する遺伝子っていうの?


あたし、純情な15才の乙女だもーん!


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