天使のキス。
え?
正座?
なんで?


露骨に嫌な顔をするあたしを無視して、パパは悠に向かって丁寧な手つきでソファをさした。


「悠くんは、そちらへどうぞ」


…って、これ。


――絶対嫌―っ!!


上下関係がはっきりしているというか。
はっきりしすぎているというか。


別に、社長の息子だからって、ここまですることないでしょ―っ!!


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