天使のキス。
「悠には、政略結婚の話があってさ。
でも、君と付き合ってるからって、悠、ずっと抵抗してたんだ」
青ざめるあたしの前で、昴くんは遠くを見つめた。
「でも、君と別れて、婚約することにしたって言ってた。
君さ。
これがどういう事かわかる?」
あたしは頭を横に振った。
全然解らない。
「感情を押し殺して、人を利用価値があるかないかだけで判断していた悠に、感情というものを教えたのは君だ。
悠は君と出会ってから、随分変わったよ。
喜怒哀楽をきちんと表現するようになったし、人を判断する基準も変わった」
「…」
でも、君と付き合ってるからって、悠、ずっと抵抗してたんだ」
青ざめるあたしの前で、昴くんは遠くを見つめた。
「でも、君と別れて、婚約することにしたって言ってた。
君さ。
これがどういう事かわかる?」
あたしは頭を横に振った。
全然解らない。
「感情を押し殺して、人を利用価値があるかないかだけで判断していた悠に、感情というものを教えたのは君だ。
悠は君と出会ってから、随分変わったよ。
喜怒哀楽をきちんと表現するようになったし、人を判断する基準も変わった」
「…」